Amazonでショッピングをしたら、自分が在宅している時間に合わせて商品を受け取りたいと思うのは当然ですよね。
そこで便利なのがAmazonの「お届け日時指定便」です。
しかし、時にはこのサービスが利用できないこともあります。
その理由は何なのでしょうか?
本記事では、「お届け日時指定便」が利用できない原因と、利用できる条件、また代替の方法を詳しくご紹介します。
これを知ることで、Amazonでのショッピングがもっと快適になるはずです。
なぜAmazonで時間指定ができないのか?
Amazonで時間指定の配送が設定できないには、いくつかの理由があります。
「お届け日時指定便」はすべての商品や状況に対応しているわけではないため、商品の発送元や在庫状態、さらに商品の種類によっても制限があるのです。
以下は、時間指定が可能な条件と、時間指定ができない主な理由を解説します。
1.Amazon直販の商品で在庫がない
Amazon自らが販売及び発送を担当する「在庫あり」の商品は、基本的に時間指定が可能です。
ただし、大型の家具や家電など、一部の商品では商品詳細ページに特別な記載がない限り、時間指定ができないこともあります。
2.マーケットプレイスの出品者が発送する商品
Amazon以外の出品者から購入する商品では、その出品者が時間指定配送をサポートしているかが重要です。
商品ページや購入オプションを確認し、「お届け日時指定便が利用できます」と表示されていれば、時間指定が可能です。
ですが、表示がない場合は利用できません。
このように、Amazonで時間指定を設定できない場合の理由を理解し、それに応じた対策を講じることが大切です。
次に、時間指定が利用できない場合の具体的な対処方法について説明します。
Amazonで「お届け日時指定便」が利用できない8つの主な理由
Amazonで便利な「お届け日時指定便」を利用できない場合がありますが、その背景には様々な条件が関係しています。
以下、時間指定ができない主要な条件を詳しく説明します。
1.非クレジットカード決済の場合
「コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー」での支払いを選択した場合、支払いの確定が注文時には行われないため、「お届け日時指定便」は選択できません。
決済が注文後に完了するため、商品の発送準備が遅れ、日時指定が困難になります。
2.受取スポットでの受け取りを選択した場合
自宅以外の受取スポット(例えばコンビニや配送業者の施設)での受け取りを選択すると、日時指定サービスを利用できません。
3.Amazon定期おトク便を利用する場合
定期的な購入を設定するAmazon定期おトク便では、「お届け日時指定便」を選択することはできません。
定期便は配送スケジュールがあらかじめ設定されているためです。
4.特定の商品が原因で対象外になる場合
Amazonから直送される商品でも、そのサイズや種類によっては「お届け日時指定便」の対象外となることがあります。
これには、商品の保管や取り扱いの制約が理由として考えられます。
5.対象商品と対象外商品を同時に注文した場合
時間指定対象商品と非対象商品を同時に注文した場合、全体として日時指定ができなくなることがあります。
ただし、Amazonプライム会員の場合は例外的に許可されることもあります。
6.予約商品を注文した場合
まだ入荷していない予約商品を注文すると、「お届け日時指定便」を選ぶことができません。
商品が入荷してからの配送手配となるためです。
7.お急ぎ便を選択した場合
お急ぎ便を利用すると、最短時間での配送を優先するため、具体的な時間指定は行えません。
このオプションは特にAmazonプライム会員には無料で提供されています。
8.対象外地域での注文の場合
離島や沖縄など、特定の地域では「お届け日時指定便」が利用できないことがあります。
これは配送の物理的な制約によるものです。
これらの条件を踏まえて、Amazonでのお買い物を計画する際は、商品ページでの情報を注意深く確認することが大切です。
また、「お届け日時指定便」は有料の配送オプションであり、Amazonプライム会員であれば無料で利用可能な点も覚えておくと良いでしょう。
Amazonでの配送時間の指定方法
Amazonで商品を購入する際に、配送時間を指定する手順について説明します。
手順は以下の通りです。
- 商品選択: まず、購入したい商品をカートに追加し、レジに進みます。
- 時間指定の選択: 支払い手続きの画面で、配送オプションの中から「お届け日時指定便」を選択します。このオプションが表示されない場合、その商品は時間指定の対象外です。また、非プライム会員の場合はこのサービスが有料になる点に注意が必要です。
- 日時の変更: 日時を変更したい場合は、「配達時間を変更」をクリックし、希望する配達日時を選択します。
- 確定: 変更した日時を確認し、画面の指示に従って進むと、設定が完了します。
- 決済の完了: 最後に、決済を行い注文を完了させます。
注文後の時間指定変更方法
商品を注文後、配送時間を変更する必要が出た場合の手順は次のとおりです。
①出荷前の変更
注文が出荷される前であれば、Amazonの「注文履歴」から時間指定の変更が可能です。
ただし、商品が出荷されてしまった後は、時間指定の変更はできませんので、出荷前に確認することが重要です。
②スマートフォンでの操作方法(Amazonアプリ使用時)
- アプリ内の右下にある「三本線」のメニューをタップします。
- 表示されたメニューから「注文履歴」を選び、変更したい注文の詳細に進みます。
③パソコンでの操作方法
- Amazonのトップページ右上にある「アカウント&リスト」から「注文履歴」をクリックします。
- 変更を希望する注文を見つけ、詳細ページで時間の変更を行います。
以上の手順で、Amazonでの配送時間の指定や、注文後の時間変更が可能です。
時間指定のオプションが利用できるかどうかは商品や会員状態によって異なるため、各ステップを慎重に確認することが大切です。
Amazonで時間指定できない時の代替方法
Amazonで「お届け日時指定便」が利用できない商品について、それでも時間指定を行いたい場合、どのように対応すればよいのでしょうか。
また、商品が出荷された後に配送時間を変更したい時にはどうすればいいのでしょう。
以下では、これらの状況に対処する方法をご紹介します。
Amazon自体からの配送であれば、多くはヤマト運輸を利用しています。
この場合、ヤマト運輸の「クロネコメンバーズ」に事前に登録しておくと、出荷された商品のお届け予定日時がメールで通知されるため、ウェブサービスを通じて配送日時の変更が可能です。
出荷元がAmazonではない場合、出品者によっては異なる配送業者を使用していることがありますので、購入時には配送業者を確認しておくことが大切です。
以下は、主要な配送業者ごとの時間変更サービスです。
- ヤマト運輸: 「クロネコメンバーズ」に登録しておけば、配送予定日時の通知と変更が可能です。
- 佐川急便: 「スマートクラブ」への登録で、同様に配送予定日時の通知と変更ができます。
- ゆうパック: 「eお届け通知」サービスにより、配送予定日時が知らされ、変更が行えます。
Amazonで時間指定配送を活用するメリット
Amazonでの時間指定配送は、自分の都合に合わせて商品を受け取りたい時に非常に便利です。
時間指定配送を利用すると、以下のような配送料がかかります。
- 本州・四国(離島以外):510円
- 北海道・九州:550円
この配送料は、特に頻繁にAmazonを利用する場合、かなりの出費となることがあります。
しかし、Amazonプライム会員であれば、この配送料が無料になるため、非常にコストパフォーマンスが高いです。
プライム会員は月額600円(税込)または年間5,900円で、Amazonプライムビデオなどの追加サービスも利用できるため、多くのメリットがあります。
また、初回登録で30日間の無料体験があり、この期間内にサービスの全機能を試すことができます。
Amazonを頻繁に利用する方にとっては、プライム会員は必須級のサービスと言えるでしょう。
まとめ
この記事では、Amazonで時間指定ができない理由と、それでも時間指定を行う方法について詳しく説明しました。
Amazonの配送オプションには特定の制約がありますが、配送業者のサービスに加入することで、多くの場合において時間指定のニーズを満たすことが可能です。
時間指定が必要な場合は、これらの方法を活用してみてください。