ゆうパックをコンビニで受け取るためには、「ゆうパックスマホ割アプリ」にある「かんたんSNSでお届け」機能を利用するとできます。
そこで、ここでは、ゆうパックのコンビニ受け取り方法や、個人間の送り方や、メルカリやヤフオクといったフリマアプリでの利用可能性、受け取りが難しい場合についてまとめました。
ゆうパックのコンビニ受け取り個人配達の方法
ゆうパックは、「ゆうパックスマホ割アプリ」の「かんたんSNSでお届け」機能を活用して、2018年9月1日以降、コンビニでの受け取りが可能になりました。
アプリを利用する主な特典としては、以下のとおりです。
- 180円の基本運賃割引
- ラベルの手書き不要
- アプリ内決済
- 住所非公開での送り状作成
- コンビニでの受け取り
この他にも、ゆうパックスマホ割アプリにはオトクな割引サービスがあります。
個人でゆうパックを送る手順
個人でゆうパックを送るには、いくつかの準備を事前に完了させる必要があります。
- ゆうびんIDの登録
- 居住確認手続き
- eお届け通知の設定
なお、これらは発送する側が発送時にのみ必要で、受け取る側はアプリをダウンロードする必要はありません。
準備が整ったら、アプリを使って以下の手順で送り状を作成し、受取人に受取場所を選択してもらいます。
- 「ゆうパックスマホ割アプリ」を開いて宛名ラベル作成を選択
- 「かんたんSNSでお届け」を選択
- 依頼主の「名前・郵便番号・都道府県・市町村」を入力
(相手に住所がバレないよう最後まで詳しい住所はしません)- 「荷物のサイズと品名」を入力
- 「郵便局・コンビニ・はこぽす・住所入力」を全て選択
(受取人かどの方法でも受け取れるように)- 「オプション情報」をタップし必要な内容を選択
(例:「逆さま厳禁」「こわれもの等」「ビン類」などを選択)- 一番下にある「受取人に受け取り場所の選択・入力をしてもらう」をタップ
- 送りたい方法を選択(Eメール・SMS・LINE)
- 選択するとURLが作成されるのでコピーする
- 8で選択した方法の入力画面でコピーした文を受取人に送信し完了
- 以上の操作で手続きは完了します。
フリマアプリでのコンビニ受け取り
メルカリやヤフオクなどのフリマアプリでも、商品の配送方法を「ゆうゆうメルカリ便」や「おてがる配送(日本郵便)」のゆうパックに設定すれば、コンビニ受け取りを利用できます。
ただし、出品時に配送方法を設定しておかないと後から変更はできないため注意が必要です。
メルカリでの発送手順
メルカリを利用して商品を送る際には、取引を開始する時点での配送方法が「ゆうゆうメルカリ便」と選択されている必要があります。
これにより、コンビニからの商品発送が可能です。
ただし、取引開始時に異なる配送方法が選ばれていた場合、後から「ゆうゆうメルカリ便」に変更してもコンビニでの受け取りはできないため、自宅受け取りを想定しなければなりません。
なので、以下のステップに従ってください。
- 商品をリストする際、「ゆうゆうメルカリ便」を配送オプションとして設定
- 商品が購入されたら、取引インターフェースで配送方法を確認
- 郵便局、郵便ポスト、またはコンビニに商品を持ち込み
「ゆうゆうメルカリ便」の場合、ゆうパックのサイズ制限は100サイズまでで、現在、コンビニでの持ち込みはローソン限定で提供されています。
ヤフオクでの発送手順
ヤフオクを使用して商品を発送する際のプロセスは以下の通りです。
- ヤフオクのリスト作成フォームで「おてがる配送(日本郵便)」を選択し、ゆうパックオプションを利用
- 商品が落札されたら、取引ナビゲーションを通じて配送コードを生成
- 生成した配送コードを持ってローソンや郵便局に行き、そこで送り状を作成
- 送り状を用いて商品を発送します。
そして、落札者が支払いを完了し通知を行うと、取引ナビゲーションで配送コードを生成することが可能です。
コードを発行する際には、商品の説明や特記事項が正確に入力されていることを確認してください。
ゆうパックをコンビニ受け取りできないケース
ゆうパックのコンビニ受け取りができないケースには、非提携サイトでの購入、手書き伝票での個人発送、着払い・代引きの支払い方法が含まれます。
ただし、非提携サイトからの購入でも、配送通知メールを介して受け取り方法の変更が可能な場合があります。
また、発送側が「ゆうパックスマホ割」を用いていれば、個人からの送りでもコンビニ受け取りが実現可能です。
コンビニでの受取時の代引きや着払いオプションの可否
コンビニでのゆうパック受け取りサービスでは、「代引き」や「着払い」オプションを利用することはできません。
代引きを利用しての発送方法
代引きを利用して商品を発送する際は、これは郵便局の窓口でのみ取り扱っており、コンビニではこのサービスは提供されていません。
着払いオプションとコンビニでの利用
着払いでの発送はコンビニから可能ですが、受取時にコンビニを利用することはできません。
この理由は着払い料金の支払先が運送会社であり、コンビニではないからです。
コンビニはあくまで荷物の受取と発送のための中継点であり、運送会社に代わって送料を前払いするような複雑な取引は避けられています。
そのため、着払いでの受取は自宅または郵便局留めが適切です。
着払い発送可能なコンビニ
着払いでの発送を扱っているコンビニには以下が含まれます。
- ローソン
- ミニストップ
- セイコーマート
- ローソンストア100
なお、ファミリーマートはヤマト運輸との提携により、日本郵便のゆうパックサービスの発送は扱っていません。
ゆうパックのコンビニ受け取り時の追加手数料
ゆうパックのコンビニ受け取りでは追加の手数料は発生せず、発送側も受取側も送料のみが必要となります。
発送側には送料からの割引が適用され、お得になります。
持ち込み割引の詳細
コンビニへ荷物を持ち込むと、それぞれの荷物に120円の割引が適用されます。
同一あて先割引のメリット
過去1年以内に同じあて先へゆうパックを送った場合、再び同じあて先に送ると、荷物1つにつき60円の割引が得られます。
複数口割引の適用条件
同じあて先に2個以上の荷物を同時に送る場合にも、荷物1つにつき60円の割引が適用されます。
まとめ
コンビニでのゆうパック受け取りは追加手数料無しです。
それだけでなく、送料の割引が適用されますからお得です。
また、荷物を持ち込むだけで割引が得られ、特に同一または複数の荷物を同じあて先に送る際には便利なサービスです。