家の中にひそかに入り込んでくるカメムシ。
その独特の臭いはたまりませんね!
でも、カメムシを直接触らずに退治できる方法があったらいいと思いませんか?
でも全然大丈夫!
ここでは、家の中でカメムシを見失ったときでもあなたが手で触れずにカメムシをおびき寄せる方法や、退治できる捕獲トラップの作り方をご紹介します。
カメムシをおびき寄せるには…
カメムシをおびき寄せるためには、がなぜ家の中で見えなくなるのか、また彼らが好んで集まる場所について理解することが重要です。
そこで、まず最初にカメムシが目に見えなくなる主な原因を詳しく説明します。
1.カメムシが好む環境
カメムシは明るい色や暖かい場所を好む傾向があります。
そのため、家の中で明るい光を放つ電灯の周りや、白い洗濯物に付着することが多いです。
特に白いシャツやタオルはカメムシが付きやすいです。
また、窓から室内に侵入するカメムシは、電灯の光や暖房によって暖かくなった場所を目指します。
彼らは夜行性であり、暗い隙間に隠れることもあります。
2.背景に溶け込む小さな体
カメムシは茶色や黒などの地味な色をしており、体長が1cmから2cm程度です。
暗い場所では、その地味な色が背景に溶け込んでしまい、見つけにくくなります。
そこで、カメムシが隠れやすい家の中の場所を以下に示します。
- 壁や天井(背景に溶け込む)
- クローゼットや本棚の隙間
- カーテンの裏や布団
- 照明器具の裏、光を放つ家電製品の裏
- エアコンや換気扇の通気口
家の中でカメムシ見失ったら、まずは上記の場所を捜索したらいる可能性大です。
カメムシを効果的におびき寄せて捕獲しよう
とはいえ、家の中に潜むカメムシを発見し続けるのは大変です。
そこで、もっと手軽にカメムシをおびき寄せて捕獲するテクニックを3つご紹介します。
1.家庭にある物で手軽におびき寄せる
カメムシは、自然界ではヒノキや杉の種子を好むことで知られていますが、これらは一般家庭で用意するのが難しいかもしれません。
代わりに、セリ科の植物の残り物(ミツバ、人参、パセリなど)を利用すると良いでしょう。
また、ナス、キュウリ、ゴーヤ、オクラなどの野菜はカメムシがよく損害を与える対象ですので、これらも餌として使用可能です。
さらに、カメムシは白色を好む特性がありますので、白い布や紙を使うと良いですが、臭いが付く恐れがあるので衣類やシーツは避けた方が無難です。
2.光を使っておびき寄せる
カメムシは光を好む特性があるため、光を利用しておびき寄せる方法も効果的です。
この方法では、部屋のメインの照明を消して、小さなライトだけを点けます。
LEDライトを使う場合は、紫外線が少なくカメムシが寄り付きにくいので注意が必要です。
おびき寄せたい場所にライトを置き、その近くにペットボトルトラップを設置します。
カメムシをおびき寄せて捕獲する自作ペットボトルトラップの作り方
カメムシ対策には、家庭で簡単に作れるペットボトルトラップが非常に有効です。
まずは、不要になったペットボトルを一つ用意してください。
できれば、安定して設置しやすい四角形のペットボトルがお勧めです。
そして、ペットボトルの底部から約四分の一の位置で、カッターを使って切り取ります。
トラップの底部には餌と少量の食器用洗剤を入れて、切り取った上部を逆さにして元のボトルにはめ込みます。
餌は、前出のセリ科の植物の残り物(ミツバ、人参、パセリなど)や、ナス、キュウリ、ゴーヤ、オクラなどの野菜を利用すると良いでしょう。
この際、接合部分はビニールテープやガムテープでしっかりと固定してください。
このトラップなら簡単にカメムシをおびき寄せ、捕獲することができます。
3.カメムシを引き寄せる香りを利用する
カメムシは特定の香りに非常に惹かれます。
特にフローラル系の甘い香りが、彼らをおびき寄せる効果があることが知られています。
この香りを感じたカメムシは、食べ物が近くにあると錯覚し、その方向に向かってくることがあります。
家の中でカメムシを見失った際には、アロマオイルや香りの強い花を置いてみると良いでしょう。
まとめ
ここでは、家の中に侵入したカメムシを見失った際のおびき寄せ方と退治方法をご紹介しました。
特に寒くなる季節にはカメムシが室内に現れやすくなります。
ここでご紹介した方法で、効果的にカメムシを捕獲・退治してみてください。