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【茶色(ちゃいろ)の作り方】絵の具で簡単に出来る混ぜ方と注意点

話題
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12色の絵の具セットに入っている茶色を使って、木や土、犬の毛などを全て同じ色で描いてしまうと、どうも絵がうまく見えない気がする…。

実際、木や土、砂、動物の毛など、さまざまな種類の茶色が存在します。

もしすべての種類の茶色の絵の具を揃えようと思ったら、かなりの数になりますね。

そこで役立つのが、手持ちの絵の具を使って様々な茶色を混ぜて作る方法です。

この記事では、基本的な茶色の作り方や、色の比率を変えて様々な茶色を作る方法、補色を使って茶色を作る方法をご紹介します。

色を混ぜる方法だけでなく、そのテクニックについても解説していきます。

茶色の作り方

ここでは、茶色を作る三つの方法を詳しく解説します。

1.赤・黄・黒を使う

赤 + 黄 + 黒

一般的な茶色の作り方です。

黄色を基本とし、そこに赤を加えてオレンジ色を作ります。

その後、少しずつ黒を足して茶色に調整します。

2.オレンジと黒を混ぜる

オレンジ + 黒

この方法は、「赤・黄・黒」を混ぜる方法と基本的には同じです。

オレンジ色に黒を少しずつ加えて茶色にします。

オレンジ色がすでにある場合は、三色を混ぜるよりも手軽に茶色を作ることができます。

3.赤と緑を混ぜる

赤 + 緑

赤と緑は補色関係にあります。補色を混ぜ合わせると、通常、濁った暗い色が生まれます。

この原理を利用して茶色を作り出すことができるのです。

赤と緑から茶色が作れるとは思いもよらないかもしれませんが、実際には効果的な方法です。

赤・黄・黒で多様な茶色を作成する方法

一度基本的な茶色の作り方をマスターしたら、色の比率を調整して様々な種類の茶色を作ってみましょう。

1.黒を多めにしてチョコレート色を作る

基本の茶色に黒を多めに加えると、チョコレート色ができます。

この色はお菓子のチョコレートや木の根元、ダークブラウンの家具を描くのに適しています。

2.赤を多めにしてレンガ色を作る

基本の茶色の作り方から一歩進め、赤を多めに含んだオレンジを基に、黒を加えるとレンガ色ができます。

この色は建物や紅葉などの赤みが強い茶色を必要とする場面にぴったりです。

3.黄色を多めにして黄土色を作る

基本の茶色の作り方において、黄色を多くしてオレンジを作り、それに黒を少し加えると黄土色が出来上がります。

この色は土や砂のような黄色味が強い茶色を描くのに最適です。

補色を混ぜて茶色を作る

「赤と緑」の補色を混ぜた結果、茶色が作れるという話をしましたが、他にも補色を使った茶色の作り方があります。

ただし、全ての補色の組み合わせが茶色になるわけではありません。

「青と橙」「黄と紫」これらの補色の組み合わせも茶色を作り出します。

これらの方法で作る茶色は、微妙に異なる色味が特徴です。

色の違いを生かして、より色彩豊かな絵を描くことができます。

茶色を作る際の重要ポイント

茶色を作る際に覚えておくべき重要なポイントを2つご紹介します。

1.色を少しずつ混ぜる

茶色を作るには、異なる色を適切に混ぜ合わせる必要がありますが、その際、色を少しずつ混ぜることが重要です。

異なる絵の具の特性や混ぜる比率によって、得られる茶色が異なるため、目指す茶色に近づけるためには、薄い色から始めて濃い色を少しずつ加えて調整していくことが大切です。

2.黒を加える際の注意

黒色を加える際は特に慎重に行う必要があります。

黒は強力な色で、少し加えるだけで色の印象を大きく変えてしまいます。

一度に多くの黒を加えすぎると、望んでいた色から大きく外れてしまうことがあり、一旦暗くなりすぎた色を元に戻すのは非常に困難です。

まとめ

この記事では、絵の具を混ぜて様々な茶色を作る方法について解説しました。

茶色をつくる基本の方法に、色を変えたり混ぜる比率を調整することで、多様な茶色を作り出すことができます。

異なる色味の茶色を活用して、より豊かな色彩の絵を描く楽しみを見つけてください

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