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庭に紫陽花を植えるべきでない理由:風水と縁起から解説

草花
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紫陽花(アジサイ)はその鮮やかな花で多くの人を引きつけますが、庭に植える際には注意が必要です。

ここで、紫陽花を庭に植えるべきでない理由を、詳しくお伝えします。

庭に紫陽花を植えてはいけない4つの理由

紫陽花の美しさに魅かれる一方で、植える際に考慮すべきいくつかの点があります。

以下の理由から、特に注意が必要です。

1.毒性がある?

紫陽花には毒性があるといわれ、健康に影響を与えることが懸念されています。

例えば、紫陽花の葉や花には、青酸配糖体やアルカロイドなどの毒素が含まれており、これらを摂取すると中毒症状を引き起こすことがあります。

お料理の飾りとして使われた紫陽花の葉を誤って食べた事例もあり、嘔吐やめまい、顔のほてりなどの症状が現れることがあります。

これらの症状は通常軽いものですが、注意が必要です。

とはいえ、紫陽花のどの部分に、どれだけの毒が含まれているかは、まだはっきりとしていません。

なので、品種や個体によって毒の種類や量に差があるため、すべての紫陽花が同じように危険とは限りませんが、植える際にはこれを考慮する必要があります。

2.管理が重要

上記のような理由から、紫陽花を庭に植える場合、特に子供やペットがいる家庭では、触れた後は手をしっかり洗うなど、管理に細心の注意を払うことが求められます。

剪定した枝や落ちた花はすぐに片付け、手に傷があるときは手袋を着用すると良いでしょう。

3.成長が旺盛

紫陽花は非常に成長力が強い植物です。

大きく広がる茎や葉が他の植物のスペースを侵すこともあり、庭の他の部分との調和を考える必要があります。

適切な剪定と管理によって、これらの問題はコントロールできますが、植える場所を選ぶ際には紫陽花の成長を考慮に入れることが大切です。

紫陽花(あじさい)にまつわる迷信で避けられる?

紫陽花(あじさい)には、上記の他にも次のような迷信などによって庭に植えてはいけないと言われることがあります。

1.不吉な印象

一部の文化では、紫陽花の花びらが四枚であることから、不吉な数である「四」を連想させるとされます。

これにより、紫陽花は時として不吉な花と見なされがちです。

ですが、これは迷信にほかなりません。

花びらが4枚の植物は、クレマチスやマユミ、ドクダミなどがありますし、四つ葉のクローバーは幸運の印ともいわれるからです。

なので、庭の設計に明るい色の紫陽花を選ぶなどの工夫をすることで、そのような印象を和らげることができます。

2.一家の大黒柱が…

また、「紫陽花を植えると家庭の大黒柱が失われる」という迷信がある地域もあります。

これは、家庭の安定や繁栄を象徴する大黒柱がなくなるとされる迷信です。

しかし、このような話は地域や個人の信じる内容によって異なり、庭造りは個々の好みやライフスタイルに合わせて行うべきです。

3.出会いや良縁が…

紫陽花を庭に植えると、特に未婚の女性の場合、出会いが減るとか、新しい人との出会いが少なくなったり恋愛関係が上手くいかなかったりする可能性があると言われることです。

しかし、これは迷信であるため、庭の植物を選ぶ際は自分の好みやスタイルに合わせて選ぶのが良いでしょう。

4.花言葉とその影

紫陽花には「七変化」「四葩」という別名があり、「移り気」「浮気」「変節」といった花言葉が付けられています。

これらの花言葉が不吉な意味を持つと考えられることもありますが、花言葉が庭に影響を与えるというのは信じるか信じないかの問題です。

というのも、紫陽花はその美しさと、日本に自生していたことから万葉集にも詠まれるほど好かれていたと考えられるからです。

紫陽花(あじさい)とは

アジサイは日本原産の落葉低木で、特に梅雨の時期に見頃を迎えます。

日本古来の自生品種はガクアジサイで、これが西洋に渡って改良されたものがセイヨウアジサイ。

このセイヨウアジサイが人気となり世界中で流通し、日本にも逆輸入されて20世紀後半から人気となりました。

花の色や形のバリエーションが豊富で、5月から7月にかけて美しい花を楽しむことができます。

アジサイは鉢植えや庭植え、切り花やドライフラワーとしても楽しめます。

その多様な表情は、庭の装飾としても非常に人気があります。

アジサイが【紫陽花】と表記される理由

アジサイは日本で「紫陽花」という漢字を用いて表記されます。

この表記は日本語の読みに中国語の文字をあてる独自の方法から来ています。

漢字それぞれの「紫」「陽」「花」が直接アジサイの「あ」「じ」「さい」と読まれるわけではなく、全体として「紫陽花」が「あじさい」と読まれるのです。

このような例は他にもあり、「蒲公英(たんぽぽ)」や「向日葵(ひまわり)」も同様です。

また、アジサイは「八仙花」とも呼ばれることがあり、「八仙花」を使ってアジサイを指すこともあります。

紫陽花(あじさい)の植え付けとお手入れのすすめ

紫陽花(あじさい)は、初心者にも育てやすい植物として庭植えがオススメ。

特に梅雨の時期に美しい花を咲かせるため、この時期の庭が一段と華やかになります。

アジサイは日光を好むため日当たりの良い場所での栽培が望ましいですが、鉢植えでも室内で楽しむことができます。

これによりインテリアとしても楽しめるでしょう。

アジサイは色のバリエーションが豊富なため、お好みの色を選ぶのも楽しいですね。

また、花が終わった後は来年も花を楽しむために、花がらは早めに剪定しましょう。

遅くとも7月下旬までには剪定を行うことが推奨されています。

なぜなら、それ以降になるとアジサイは翌年の花を咲かせるための新しい芽を形成し始めるからです。

花が咲かない一因として、これらの大切な花芽を誤って剪定してしまうことがあります。

紫陽花の植え付けに最適な時期

紫陽花を庭に植える際には、適切な植え付け時期を選ぶことが非常に重要です。

紫陽花の植え付けや植え替えに最も適した時期は、通常、植物の休眠期である秋から冬にかけての11月から3月までとされています。

この時期に植えることで、紫陽花は根付きやすく、春から初夏にかけて健康的に成長し、豊かな花を咲かせることが期待されます。

ただし、具体的な時期は地域やその年の気候によって多少前後することがありますので、地元の気候を考慮して計画すると良いでしょう。

紫陽花の地植えの上手な育て方

1.日当たりの条件

紫陽花は日向を好む植物ですが、強い日差しは避けた方が良い場合もあります。

理想的には、明るい日陰か、一日のうち数時間だけ直射日光が当たる場所が適しています。

特に鉢植えの場合は、真夏の強い日差しを避けるために、半日陰で管理すると花つきが良くなります。

2.植え付け時期

紫陽花の苗を植える最適な時期は、休眠期である11月から3月です。

この時期に植えることで、植物は春に向けてしっかりと根を張ることができます。

3.適切な土質

紫陽花は水はけが良く、同時に水持ちの良い土を好みます。

弱酸性から中性の土が理想的で、土質によって花の色が変わることもあります。

適切な土で育てることで、色鮮やかな花を楽しむことができます。

4.適切な肥料の与え方

紫陽花の健康的な成長と良い花つきのためには、肥料の管理が重要です。

3月頃に緩効性の寒肥を施し、花後約1ヶ月後にはお礼肥として再度緩効性肥料を与えると良いでしょう。

これにより、新しい芽の成長が促進されます。

5.水やり

紫陽花は水好きな植物で、特に土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えることが重要です。

夏場の鉢植えは特に水切れしやすいため、こまめな水やりが必要になります。

6.剪定方法と時期

紫陽花の美しい花を毎年楽しむためには適切な剪定が必要です。

紫陽花の剪定は大きく分けて2回行います。

最初の剪定は花が終わった直後、主に夏の終わりから初秋にかけて行うことが推奨されます。

この時期に剪定する理由は、紫陽花がその年に伸びた新しい枝の先に、次年度の花芽を形成するからです。

この花芽を損なわないように、剪定は慎重に行う必要があります。

花が終わった直後の剪定では、咲き終わった枝の花芽が形成される部分を確認し、花から2枚目の葉の上2cm程度で枝を切ります。

背の高い品種では、3~4枚目の葉の上で切ることが可能です。

枯れ枝があればこの時期に除去します。

次に、冬の落葉期(12月から3月)に行う剪定では、植物全体の形を整え、風通しを良くすることを目的とします。

枝が密集している場所は特に注意が必要で、良好な成長と病気の予防のために、不要な枝を剪定します。

基本的には新しい枝を残し、古い枝や弱い枝を根元から切り取ります。

特に「アナベル」などの品種は、春に新しく伸びた枝に花芽をつけるため、主に冬に剪定を行い、花後は軽く花がら摘みをする程度に留めるのが適切です。

7.病気と害虫対策

紫陽花は、開花前後にうどんこ病や炭疽病、ナメクジなどの害虫や病気に侵されやすくなります。

これらの病気や害虫から紫陽花を守るためには、適切な水やり、肥料、日当たりの管理が重要です。

また、予防として定期的に適切な農薬を使用することも効果的です。

8.紫陽花の増やし方

紫陽花は挿し木や取り木で簡単に増やすことができます。

これらの方法は紫陽花の特性を活かして新しい株を作るのに最適で、庭に新たに植えたり、他の人に分けたりするのにも役立ちます。

紫陽花を植えると良い風水の方位とその効果

紫陽花を庭に植える際、風水を活用することで運気を良くすることができます。

特に適した方位について、詳しく説明します。

風水では、紫陽花を東、東南、南、南西の方向に植えると良いとされています。

これらの方位に植えることで、家庭の運気や庭のエネルギーが向上すると信じられています。

特に、東南は植物を育てるのに最適な場所とされ、ここに紫陽花を植えると、植物がその場所の良いエネルギーを吸収して、より美しく豊かに咲きます。

植える場所を選ぶ際には、紫陽花が成長するのに十分なスペースを確保し、庭の中央や奥など広いエリアが適しています。

また、湿気を好む紫陽花にとって、湿度が保たれやすく日当たりの良い場所が理想的です。

庭の他の植物や装飾との調和を考えて、全体が美しく見えるように配置することが大切です。

玄関先に紫陽花を植えると金運アップ?

玄関先に紫陽花を植えると、金運が上がるという話もあります。

これは、紫陽花が小さな花が集まって大きな花に見える特性から、人やお金が集まる象徴とされるためです。

特に商売をしている家庭では、この配置が繁栄や金運の向上につながると考えられます。

しかし、玄関や庭に紫陽花を植える際は、そのスペースや他の植物とのバランスを考え、適切な場所に植えることが重要です。

風水は個々の信念や好みによっても異なるため、自分に合った方法で紫陽花を楽しむことがおすすめです。

まとめ

今回は紫陽花を庭に植えてはいけないと言われる理由や迷信、地植えでの上手な育て方や剪定方法、病気や害虫対策、増やし方、風水での運気向上方法について詳しく解説しました。

紫陽花を植える際は、今回紹介したポイントを参考にして、健康で美しい紫陽花を育てましょう。

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